世界脳週間2024 広島大学 医学部 公開講座 「先端医療は今―広島から世界へ2024」
日 時 | 2024年7月27日(土)13:00~16:00 |
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会 場 | 広島大学医学部 第5講義室/オンライン同時開催 |
主 催 | 広島大学神経科学研究会 |
後援、協賛など | 広島大学エクステンションセンター 広島大学医学部 |
お問合せ | 広島大学大学院 医系科学研究科 神経薬理学研究室 酒井 規雄
〒734-8551 広島県広島市南区霞1-2-3 TEL:082-257-5140 |
脳とこころの科学はおもしろい!
13:00~13:05 | 「はじめに」
広島大学大学院医系科学研究科 神経薬理 教授 酒井規雄 |
13:05~13:45 | 講演1『痛み研究の最前線 – Pain, Pain, Go Away !! -』
広島大学大学院医系科学研究科 薬効解析科学 助教 中村庸輝 |
13:45~13:55 | 休憩(質問記入(会場のみ)) |
14:55~14:35 | 講演2『痛みについてわかっていること』
広島大学 保健管理センター 准教授 吉野敦雄 |
14:35~14:45 | 休憩 (質問記入(会場のみ)) |
14:45~15:25 | 講演3『脳とこころと痛みと麻酔 ~体が痛いの?心が痛いの?~』
広島大学病院 麻酔科 講師 中村隆治 |
15:25~15:35 | 休憩(質問記入・回収) |
15:35~15:55 | 質疑応答(酒井司会) |
15:55~16:00 | 終わりの挨拶、アンケート記入 |
参加者数
対面:86名
オンライン:13名
合計 99名
イベントの概要
今年も広島大学医学部の高大連携公開講座の一環として共催で行った。コロナは終息したが、今年もオンサイトとオンラインのハイブリッドでの開催とした。ほとんどが、オンサイトでの参加であった。昨年の参加者が72名であったので、今年は増加した。例年通り、医学部を主体として脳科学の研究・臨床に携わる研究者・医師3名から講演をしていただいた。今年は「痛み」をテーマに3名の講師の方に講演をしていただいた。一人目は、新しい鎮痛薬の創薬や動物実験の話題で講演して頂いた。2人目は、精神科医から痛みとこころについいての話題、3人目は疼痛緩和に携わっている麻酔科医から痛みの治療と麻酔の話題をして頂いた。講演後に参加者から質問用紙に記載してもらった質問を基に質疑応答を行った。
参加者の反応
普段聞くことが出来ない内容の話を聞くことが出来たことを、高校生はまずは喜んでいた。内容的にやや難しいところもあったが、講演者がなるべくわかりやすく説明していたことを感謝していた。「痛み」に関する話を3つの異なった側面から話が聞けたことを有意義に感じていた。
開催者の総括
毎年「脳とこころの科学はおもしろい」とのタイトルで講演会を行っている。講演は3題で、講演の後にあらかじめ提出してもらった質問から、質疑応答を行っている。昨年、一昨年と講演会全体のテーマを設定して行った。毎回、テーマを設定できるかどうかは、今後不明であるが、テーマを設定した方が講演会として、よくまとまる様に思われる。 毎年、参加人数の多い少ないはあるが、広島大学の行事の一環としても実施しているので、多くの高校生に聴講していてもらえるのがありがたい。