世界脳週間2024 東京都医学総合研究所講演会
日 時 | 2024年11月20日(水) |
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会 場 | 東京学芸大学附属高等学校 |
主 催 | 公益財団法人東京都医学総合研究所
「NPO法人脳の世紀推進会議」 |
代表者 | 副理事長 後藤啓志 |
開催趣旨
高校の授業の一環として、脳をテーマとした講演会を毎年開催しています。
プログラム
13:40-14:30 | 「現代の様々な依存 ~やめたくてもやめられない脳のメカニズム~」
依存性物質プロジェクト副参事研究員 井手聡一郎 |
参加者数
高校3年生30人
イベントの概要
高校3年生を対象に生物の特別授業という位置づけで実施し、依存性物質プロジェクトの井手副参事研究員より依存に関する脳のメカニズムについて講義を行いました。
参加者の反応
有名人等の違法薬物関連の逮捕者報道が多いこともあり、「依存」に対する関心は高いようでした。特に線虫を使ったモルヒネ依存性の実験映像では、嗅覚の優れた線虫がモルヒネに見立てた物質の匂いに向かって動く様子にかなり興味を持ったようで、講師の説明を熱心に聞いていました。
開催者の総括
講師が「依存とはやめられなくなる現象のこと」であり、「やめられないものは誰にでもある」という話から、日常生活の中にある様々なやめられないことについてみんなで考えました。また、気持ちよさを感じる脳の仕組みや様々な依存性物質の脳への作用についての説明では、研究所ならでは具体的な実験結果等も紹介しながら講義を進めたので、高校生にもわかりやすかったようです。